ところで、 投稿者:魚屋 投稿日:2023/01/30(Mon) 19:52 No.19368
以前、ティムコの鈎をこき下ろしたのですが、 >3761SP-BL、20本だけ買ってみました。 >鈎先が、かなり鈍くて、親指の爪の上を滑ってしまいます。
もしかして、こういう鈎は、フライの世界では珍しくない、もしくは当たり前、ということがあるのでしょうか? 餌釣りの鈎にせよ、ルアーの鈎にせよ、うっかり皮膚に当たると、吸い付くように絡んで来るものばかりだったので、爪の上を滑るというのは、驚愕物だったのですが、どうなのでしょう?
ちなみに、釣りを一カ月半休んでいますので、この鈎、まだ巻いても使ってもいません。
Re: ところで、 - 風来 満 2023/02/01(Wed) 15:05 No.19370
ダメダメフック 以前(30年以上前)はたまにありました。(主に海外のフックメーカー) 特にパートリッジが本国イギリスで生産していた頃は、かなり酷いものがありました。 フック形状が歪んでいる物や、フックとして成立しない形状のものが混ざっていたりしました。 それでもパートリッジのフックは、サーモンフィッシャーに絶対的な信頼を得ていて、 サーモンフライでは世界標準のフックでした。 今でも当時のオールドフックのデッドストックが高値で取引されています。 鉤先は研いで使うことが前提のフックでした。
その頃の国内メーカーのフックは、既に化研フックが当たり前になっていて研がないフックでした。 その後、海外市場で日本製フックは、丈夫な上によく刺さると評判になり2,3割高価なのに売れ筋になりました。 それからは、世界中のメーカーのフックが化研フックになり、 その頃から「使えねー」って感じのモノはほとんどなくなりました。
最近では、海外品の品質が良くなり、安価なので標準フックとしてルアーに付けているメーカーも数社あります。
知らないフックなので、ティムコのHPを見てみました。 SPポイントでストレートシャンクのニンフフックですね。
SPポイントのフックは使ったことがありません。 この手のフックが出た頃、ショップのサンプルを手に取った事はありますが、展示品で色々やるのも気が引けるので見ただけでした。 「鉤先は、刃物だな。」 と思った記憶があります。
使ったことがないので、なんとも言えないのですが 個人的には、ティムコのフックで失敗した事はありません。 よく折れると言われている103BLも結構使いましたが、折れた事はありません。 とんでもなく刺さる鉤ですが、使った感じでは「ニジマスは30cmまでだな」といった感じで使っているので折れないのだと思います。
私のフライフックの選択は、巻くフライの形状/性質・使い方等で選ぶようにしています。 基本的には、そのフライが最もキレイに見えるベンドカーブのフックで、想定している使い方で問題なくイケると思うフックを選ぶようにしています。
Re: ところで、 - 魚屋 2023/02/01(Wed) 18:56 No.19372
コメント、ありがとうございます。 今では、釣り人が研ぐことを前提にして作られたフックは無い、と理解して良さそうですね。 3761SP-BLは、ニンフの定番と能書きにあり、ロングシャンク、太軸、バーブレスと、私の要求にも合致しているので、ハーズイヤーニンフを巻くために買ってみたものです。 形状は、私のニーズにぴったりでしたが、鈎先の鈍さには、期待を裏切られてしまいました。 SPフックの能書きを読んでみると、理想の形状とか、極めてポテンシャルの高い鈎先とか、一気に根元まで刺さるとか、色々と謳われていますが、私、SPポイントの鈎を使ったことが無いので、謳い文句と現実のギャップに、ちょいと、戸惑ってしまったので、お尋ねしました。
ともかく、一度、巻いて使って、それでダメなら、研ぎを前提にして使うしかなさそうですね。 或いは、偶々、出来の悪いバッチで、改めて買ったら、今度は良かった、ということもあるかも知れません。
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